研究課題/領域番号 |
23656451
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山口 周 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10182437)
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研究分担者 |
田中 和彦 東京大学, 大学院・工学系研究科, 技術専門職員 (20456156)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 溶融亜鉛めっき / めっき層 / 応力誘起変態 / 相転移 / ダイヤモンドアンビル / X線回折 / Fe / Zn / めっきプロセス / 金属間化合物 / モル体積 / 熱力学諸量 |
研究概要 |
Fe-Zn系金属間化合物においては,応力誘起変態によって塑性変形能が現れるとの仮説に基づき,ダイヤモンドアンビル粉末X線回折法により,高圧負荷条件におけるFe-Zn系金属間化合物の体積弾性率と結晶構造の変化を調べた.ドロス相として採取したΓ1相とζ相を試料として測定したところ,常温で常圧から30GPaまでの範囲ではΓ1相では相転移が起こらないが,ζ相ではhcp相への相転移が起こった.低圧/高圧相のそれぞれのモル体積や体積弾性率の実験値と,Fe-Zn二元系合金の計算状態図的アセスメントを基にした混合自由エネルギ(化学エネルギ)の計算を合わせて,相安定性の圧力依存性ならびに相転移の圧力を推定した.
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