研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は, コンクリートの化学的劣化反応と粉砕操作を利用した廃コンクリートからの骨材の新しいリサイクルプロセスを提案するものである。すなわち,廃コンクリートを種々の酸性溶液等に浸漬して劣化させた後,撹拌ミル粉砕操作を行い骨材の分離回収率を検討した。その結果,酸浸漬は骨材の回収率向上に有効であり,特に硝酸浸漬後の粉砕で回収率は約70% に達すること,ここで得られた再生骨材は使用制限のない良質な骨材に分類されることなどが明らかになった。
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