研究課題/領域番号 |
23656578
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 愛知工業大学 |
研究代表者 |
高村 秀一 愛知工業大学, 工学部, 教授 (40023254)
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連携研究者 |
大宅 薫 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 (10108855)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 核融合 / プラズマ‐壁相互作用 / タングステン / ヘリウム損傷 / 繊維状ナノ構造 / 電子放出 / 過渡的熱負荷 / 重水素プラズマ / プラズマ-壁相互作用 |
研究概要 |
ヘリウム損傷を受けて、繊維状ナノ構造を持つタングステン(W)が無損傷Wより熱伝達係数がシース電圧の広い範囲に亙って大きい事を実験的に観測し、原因としてナノ構造形成によるイオンのエネルギー反射係数の減少と表面からの電子放出に伴う冷却効果が関与している事を示し、これらを含めた新しい理論とも比較し、定性的一致を得た。 電子放出に関してはイオンのオージェ効果が寄与すること、また熱パルによる熱電子放出が更なるWの昇温に重大な影響を持つことを実証した。 Wとモリブデンのナノ構造形成に関してはその成長初期過程を実験的に明らかにし、ナノループがプリカーサーになっている事を提案した。
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