研究課題/領域番号 |
23657017
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中野 伸一 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (50270723)
|
研究分担者 |
谷 幸則 静岡県立大学, 環境科学研究所, 准教授 (10285190)
内藤 博敬 静岡県立大学, 環境科学研究所, 助教 (30254262)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 地球温暖化 / 二酸化炭素吸収 / 微生物ループ / 食物連鎖 / ピコ植物プランクトン / シネココッカス / 原生生物 / 鞭毛虫 / 佐鳴湖 |
研究概要 |
静岡県・佐鳴湖において夏季に大増殖する植物プランクトン・シネココッカスについて、シネココッカスの増殖要因の解明、および原生生物によるシネココッカスの摂食を調べ、食物連鎖を用いた大気中の二酸化炭素濃度低減による地球温暖化対策の可能性を探った。シネココッカスは、窒素の供給によって増殖が促進された。原生生物では、鞭毛虫がシネココッカスを摂食し、シネココッカスの増殖と鞭毛虫による摂食はほぼ釣り合っていた。窒素供給を受けたシネココッカスと鞭毛虫の食物連鎖によって、大気中の二酸化炭素の吸収は可能であろう。
|