植物の新規シトクロムP450依存成長シグナルの探索

• 研究課題/領域番号: 23657043
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 植物分子生物・生理学
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 山口 信次郎 東北大学, 大学院・生命科学研究科, 教授 (10332298)
• 研究期間 (年度): 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
• キーワード: 植物 / 生理活性 / 発生・分化 / 有機化学 / 農林水産物

研究概要

器官サイズが低下した突然変異体の解析から、シトクロムP450酵素であるCYP78Aにより合成され、器官の大きさを制御する新たなホルモン様物質の存在が示唆されている。本研究では、ヒメツリガネゴケのCYP78A二重破壊株を用いて、培養液中からこれらの表現型を回復させる物質の同定を目指した。また、既知植物ホルモンの定量分析から、CYP78Aは、内生および培養液中に放出されるオーキシンとサイトカイニン量に影響を与えることが示された。