研究課題/領域番号 |
23657065
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
川窪 伸光 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (60204690)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2012年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2011年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 開花生態 / 雨 / 葯 / 花器形態 / 適応 / 進化 / 自然史 / 降雨 / 雨滴耐性 / 開花制御 / 花 / 適応進化 / インターバル撮影 / 微速度撮影 / 気象観測 / 開花戦略 / 有性繁殖 |
研究概要 |
「降雨に対抗する植物の開花適応戦略の解明」のため,野生植物各種の花器機能発現を,その花形態変化と気象状態と対応させて,さまざまな手法で連続的に観察記録してきた。その結果,植物種によって,降雨に反応することなく開花させてしまう種をはじめ,開いていた花を降雨に反応して閉じてしまう種,これからの降雨をなんらかの方法で感知して開花しない種などの存在が明らかになった。降雨に反応した種は,日照や湿度の変化に反応して開花を制御すると考えられた。一方,降雨に反応しない花は,花器形態で花粉を流出されないように雨滴から保護していたり,花粉が流出した場合でも葯数や花数で損失を補填したりしていると考えられた。
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