研究課題
挑戦的萌芽研究
グアニン塩基に富む核酸が形成する4重鎖構造は、タンパク質性のイオンチャネルと類似した構造を有している。ジャイアントリポソームに4重鎖核酸を埋め込み、リポソーム内のカリウムイオン濃度を蛍光指示薬で追跡した。また4重鎖核酸とプトロンイオノフォアをカップルさせたリポソームを調製し、リポソーム内の pH を蛍光指示薬で追跡した。両実験から4重鎖核酸がチャネルとして機能している可能性が示唆された。また4重鎖核酸の活用という観点から派生・発展した項目として、同核酸の抗プリオン活性とその構造学的基盤の解明、及び同核酸を核酸酵素のスイッチング素子として活用する事に成功した。
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