研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的は、リボソーム自己抗原複合体(P0-P1-P2)の構造と抗原性との関係を探り、新規抗体産出系を開発することである。抗リボソーム自己抗体(抗P)の認識部位解析により、P0/P1/P2に共通のC末端3アミノ酸部位が同定された。さらに、隣接するセリン残基のリン酸化により抗体結合性が増強し、リン酸化と抗原性の関係が示唆された。また、P1/P2の古細菌相同体aP1が4量体を形成し、抗原に用いた際、C末端に対する抗体が産出されること、さらにC末端を他のリボソーム蛋白質の一部の配列に置換することで導入配列に対する抗体が産出されることが判明した。希望の配列に対する抗体産出系の開発に成功した。
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