研究課題/領域番号 |
23657116
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中別府 雄作 九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (30180350)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 転写 / 選択的スプライシング / 成体脳神経新生 / てんかん / うつ / 最初期遺伝子 / 側頭葉てんかん / うつ病 / 海馬硬化 / 遺伝子発現プロファイリング / AP-1転写因子 / 前初期遺伝子 |
研究概要 |
様々な脳ストレスを受けたマウスでは海馬において AP-1 転写因子のサブユニットをコードする fosB 遺伝子の発現が顕著に誘導される。fosB 遺伝子は選択的なスプライシングにより 2 つの成熟 mRNA (fosB と・fosB)を産生し、様々な脳ストレスに対する応答に関与している。 fosB遺伝子を完全に欠損するマウスと2つの mRNA の一方のみを発現するマウスを用いた解析から2つの fosB mRNA 産物が多様な遺伝子の発現制御を介して海馬歯状回における成体脳神経新生を制御し、てんかんやうつ様行動を抑制することが明らかになった。
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