研究課題/領域番号 |
23657157
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
進化生物学
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
藤島 政博 山口大学, 理工学研究科, 教授 (40127783)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 機能進化 / 細胞内共生 / ゾウリムシ / ホロスポラ / 感染防御 / 選択的食胞形成 / 一次共生 / 食胞形成 / 食胞形成忌避反応 / 生体防御 / 大核 |
研究概要 |
ゾウリムシは一度核内共生細菌ホロスポラオブツサに感染すると、2回目に与えた時に、この細菌に対して選択的に食胞形成能を低下させる。このゾウリムシは、他の細菌やホロスポラに対してはそれに感染経験がなければ食胞形成する能力を維持している。これらは、ゾウリムシが2回目の感染に対する防御法を備えていることを示している。2回目に与えるホロスポラを、事前に各種酵素で処理しても食胞形成抑制への効果には影響しなかった。また、ホロスポラに感染前の宿主が発現している細胞表層タンパク質に対する抗体で感染型ホロスポラや宿主を処理しても影響がなかった。この現象は再現性があるがその分子機構はまだ明らかではない。
|