研究課題/領域番号 |
23657163
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
進化生物学
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
相川 拓也 独立行政法人森林総合研究所, 東北支所, 主任研究員 (90343805)
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研究分担者 |
安佛 尚志 独立行政法人産業技術総合研究所, 生物プロセス研究部門, 研究員 (30392583)
菊地 泰生 宮崎大学, 医学部, 准教授 (20353659)
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連携研究者 |
二河 成男 放送大学, 教養学部, 准教授 (70364916)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | マツノマダラカミキリ / ボルバキア / 遺伝子水平転移 / 遺伝子発現 |
研究概要 |
既往の研究により、マツ材線虫病の媒介昆虫であるマツノマダラカミキリの染色体上には、昆虫類の共生細菌ボルバキアの遺伝子が大規模に転移していることが明らかにされている。本研究では、マツノマダラカミキリ成虫の各組織からRNAを抽出し、トランスクリプトーム解析を行うことにより、マツノマダラカミキリに転移したボルバキア遺伝子の発現の有無を明らかにするための実験を行った。その結果、マツノマダラカミキリの各組織から、ボルバキア由来と思われる配列が複数確認され、その数は組織間で大きく異なっていた。このことは、ボルバキア由来の遺伝子の一部は宿主昆虫の体内において発現している可能性があることを示唆している。
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