研究課題
挑戦的萌芽研究
インド型多収水稲品種タカナリと日本型水稲品種コシヒカリの交雑自殖後代に見出されたC4植物のトウモロコシに匹敵する高い光合成速度を示す2つの系統(高光合成系統)の光合成速度の高い主要な理由は、葉肉伝導度が大きいことにあった。そして、高光合成系統の大きい葉肉伝導度は、小さくかつ有腕突起のよく発達した葉肉細胞と厚い葉肉組織を有していることにあった。タカナリとコシヒカリの染色体断片置換系統群を用いて,コシヒカリ対立遺伝子がタカナリを遺伝背景とするイネの光合成速度を高める領域を第1染色体短腕側、第3染色体長腕側、第7染色体短腕側と長腕側の4ヶ所あることを明らかにした。
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Journal of Experimental Botany
巻: 64 号: 4 ページ: 1061-1072
10.1093/jxb/ers382