研究課題/領域番号 |
23658043
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物病理学
|
研究機関 | 独立行政法人農業生物資源研究所 |
研究代表者 |
石川 雅之 独立行政法人農業生物資源研究所, 植物・微生物間相互作用研究ユニット, ユニット長 (70192482)
|
研究期間 (年度) |
2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
|
キーワード | 感染・増殖 / 植物 / マイナス鎖RNAウイルス / 複製 / 転写 / 宿主因子 |
研究概要 |
トマト黄化えそウイルス(TSWV)の感染をcDNAから開始する実験系の確立を目指して、TSWVのヌクレオキャプシドタンパク質およびRNAポリメラーゼ(Lタンパク質)をそれぞれ大腸菌と出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae)で発現させ、精製した。これらをゲノムRNAと様々な条件で混合したが、RNA合成活性は観察されなかった。この結果を受けて、TSWVゲノムにコードされるタンパク質とゲノムRNAを発現させるためのプラスミドを構築し、アグロインフィルトレーション法によってNicotiana benthamiana葉に導入したが、この場合も感染は確認されなかった。一方、これらの実験の過程で翻訳伸長因子eEF1AがTSWVの転写反応を活性化する可能性が示唆された。
|