研究課題
挑戦的萌芽研究
昆虫の薬物排泄に係わるトランスポーターを探索する。哺乳類や細菌に薬剤を投与すると、特定のABCトランスポーターによって薬剤が排泄され、薬剤効果が低下する現象が知られている。昆虫において、そのようなトランスポーターの働きを明らかにし、殺虫剤抵抗性との関係を調べる。トビイロウンカを対象に、薬剤排泄に係わる可能性のあるABCトランスポーター遺伝子を2つクローニングした。また、各種殺虫剤処理により発現量が上昇するABCトランスポーター遺伝子1つを明らかにした。これらの遺伝子を培養細胞株で恒常発現させ、薬物の毒性試験により、その遺伝子機能を明らかにする。遺伝子機能実験は、報告時点で継続中である。
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