研究課題/領域番号 |
23658086
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
菅原 康剛 埼玉大学, 理工学研究科, 名誉教授 (70114212)
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研究分担者 |
栗山 昭 東京電機大学, 理工学部, 教授 (00318156)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 植物 / 培養細胞 / 保存 / 乾燥耐性 / ガラス化 / バイオテクノロジー / エンドサイトシス |
研究概要 |
高等植物培養細胞の乾燥による長期保存法を開発するために、主に柑橘類培養細胞を用いて乾燥耐性の増大等に関する研究を行った。その結果、柑橘類の培養細胞は高濃度のショ糖を含む培地で前培養することにより、著しく高い乾燥耐性を示すことが明らかになった。乾燥により含水量が低下した細胞のガラス転移温度は20C付近にあった。さらに、前培養の過程で高温処理や高Ca処理により、乾燥後の細胞の生存率が高まることが明らかになった。同様な乾燥耐性の増大について、イネの培養細胞についても調べ、その特徴を明らかにした。柑橘類培養細胞の乾燥状態での保存では、5C以下の低温では比較的長期の保存が可能であることが明らかになった。
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