研究課題
挑戦的萌芽研究
20 種類のカロテノイドが免疫担当細胞に与える影響について、脂質ラフトに注目して評価した。その結果、肥満細胞の脱顆粒抑制反応については 6 種類、B 細胞受容体のキャッピング反応に対しては 12 種類、マクロファージの一酸化窒素産生については15 種類のカロテノイドが抑制作用を示すことを見出した。 それぞれの細胞について、リガンド刺激後の受容体および脂質ラフトの局在を可視化したところ、細胞の活性化を抑制した全てのカロテノイドは、受容体の脂質ラフトへの移行も抑制した。これらの結果より、カロテノイドは受容体および脂質ラフトの局在に影響を与え、免疫調節作用を示すことが示唆された。
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