研究課題/領域番号 |
23658134
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
升屋 勇人 独立行政法人森林総合研究所, 東北支所, チーム長 (70391183)
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研究分担者 |
市原 優 森林総合研究所, 関西支所, グループ長 (10353583)
佐橋 憲生 森林総合研究所, 森林微生物研究領域, 領域長 (10202102)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Diaporthe / Colpoma / Xylaria / 抗菌物質 / 胴枯病 / 多様性 / 内生菌 / クロサイワイタケ科 / 樹皮 / 潜在感染 / 病原性 / 無病徴 / 胴枯病菌 / アカマツ / コナラ / ミズナラ / ブナ |
研究概要 |
アカマツ,コナラ,ミズナラ,ブナの枝を,各地より採取し、内生菌を分離した結果,樹種,採集場所によって優占的に出現する菌の種類や出現頻度は異なっていた。樹木枝に内生する菌は胴枯病菌が優占分類群であった.本グループは枝の病原菌として知られる種類が多く,弱病原性グループが,枝が健全な段階でいち早く枝に内生している可能性が考えられた。一部の地域、樹種で抗菌物質で他菌種の生育を抑制する種類が優占しており、後天的防御機構の付与に貢献すると思われた。本課題により得られた知見は、新規の病害防除法の開発に応用可能であり、特に枝から感染するような樹木の胴枯病の新たな防除手法の提案につながる。
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