研究課題/領域番号 |
23658141
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
服部 順昭 東京農工大学, 大学院・農学研究院, 教授 (90115915)
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研究分担者 |
安藤 恵介 東京農工大学, 大学院・農学研究院, 助教 (70262227)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | CCA / 保存処理木材 / 廃材 / クロム / ヒ素 / 識別 / YAGレーザ / LIBS / 廃棄処理 / レーザ誘起分光法 / 薬剤 |
研究概要 |
住宅解体時に発生するCCA処理木材は、建設リサイクル法の指針により分別・適正処理せよとなっている。そこで、新規購入の小型で短パルスYAGレーザと既存の分光器や光学系を組み合わせたレーザ誘起ブレークダウン分光(LIBS)装置を開発し、下記の結果を得た。 気乾状態の廃木材では、As228.8nmとCr267.8nmの相対発光強度によりCCA処理廃材が識別できること。湿潤状態の廃木材では、C247.8nmの相対発光強度が400以上のスペクトルを用いると、誤判定が避けられることが分かった。 現場で使えるコンパクトな装置を設計したが、設計ミスから計算通りのプラズマが発生せず、CCA処理材の小型識別装置の開発には失敗した。
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