研究課題/領域番号 |
23658166
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 名桜大学 (2013) 琉球大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
中村 將 名桜大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (10101734)
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研究分担者 |
平井 俊朗 帝京科学大学, 生命環境学部, 教授 (30238331)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 魚類 / 不妊化 / 生殖腺 / 卵巣 / 精巣 / 生殖細胞 / ティラピア / 高水温 / 体細胞 / 養殖魚 / コイ |
研究概要 |
ふ化後3日ティラピア稚魚を50-80日間高温(37度)により飼育し、その後、通常の温度(25-30度)で1年以上飼育した。雌の卵巣中の生殖細胞は全て消滅して不妊化していた。性ホルモンを合成する細胞は分化していたが性ホルモンの合成は不活発で雌の性行動を行なうことはなかった。雄も同様に精巣中には全く生殖細胞が観察されずに不妊化していたが、性ホルモンを作るライデッヒ細胞は活発に性ホルモンを合成し、正常な雄の婚姻色と産卵床の形成、正常雌との交配をおこなった。しかし、全ての卵は受精することなしに死滅した。不妊化した雄を自然界に放流することで野生化したティラピアを激減させる技術を開発することが出来た。
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