研究課題/領域番号 |
23658231
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
伊藤 茂男 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 教授 (40109509)
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連携研究者 |
乙黒 兼一 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 准教授 (40344494)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 神経科学 / 脊髄 / 侵害受容経路 / 反射電位 / 知覚神経 / 内因性アミン / ドパミン / 5-HT / 獣医学 / 薬理学 |
研究概要 |
痛覚伝達経路における動物種差を検討するために,ラットとマウスを用いた脊髄侵害受容経路と知覚神経に対する発痛及び鎮痛作用を有する薬物の作用を検討した.ラット知覚神経細胞は発痛物質であるカプサイシンやマスタードオイルがTRPチャネルを介して活性化することが示された.脊髄侵害受容経路の反射電位の電気生理学的性質やモルヒネに対する感受性はラットとマウスで類似していたが,生体アミンによる抑制効果には種差が認められ,下降性抑制経路による脊髄痛覚抑制機構に動物種差がある可能性が示唆された.
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