研究課題/領域番号 |
23658238
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松本 安喜 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (90251420)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Leishmania major / 経鼻免疫 / 尾根部感染 / 足蹠部感染 / 所属リンパ節 / 蛍光標識原虫 / TSA / Leish111f / 蛍光染色 / Leish-111f |
研究概要 |
BALB/cマウスへのLeish111f経鼻投与により、リーシュマニア原虫の尾根部への感染は発症防御されるが、足蹠部感染は防御されない。PKH26染色原虫を非免疫マウスの尾根部および足蹠部に接種すると、足蹠部所属リンパ節に、尾根部所属リンパ節より多くの原虫貪食細胞が移入した。さらに、脾細胞のin vitro培養において、培養に添加する原虫量の増加に伴いIL-4が産生された。以上のことから、足蹠部感染時には過剰な抗原提示が膝窩リンパ節で起こるためTh2型免疫反応が惹起されやすく、免疫マウスにおいても、発症が防御しにくい可能性が示唆された。
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