研究課題
挑戦的萌芽研究
筋分化に重要とされるMyoD遺伝子を繊維芽細胞に導入したところ筋芽細胞様の細胞へと分化したが、このような細胞と通常の繊維芽細胞にトキソプラズマを感染させたところステージ転換の効率に大きな変化はなかった。このことはMyoDによる筋分化に伴う宿主細胞の変化だけでは細胞内に寄生したトキソプラズマのステージ転換を誘導するには不十分であることを示している。また宿主細胞のMAPKp38αはステージ転換の開始には関与していないものの、いったん始まったステージ転換に関わる一連の反応を推進する段階で関与していることが強く示唆された。
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