研究課題/領域番号 |
23658285
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用分子細胞生物学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
神崎 亮平 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40221907)
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連携研究者 |
櫻井 健志 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任講師 (20506761)
光野 秀文 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任助教 (60511855)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 昆虫 / 生体材料 / バイオセンサ / 嗅覚受容体 / マイクロ流路チップ |
研究概要 |
本研究では、昆虫嗅覚受容体を利用して、高感度かつ選択性の高い細胞利用型匂いセンサ構築の基礎技術の確立を目的とした。遺伝子工学技術により、昆虫嗅覚受容体をカルシウム感受性蛍光タンパク質と共発現させたSf21細胞系統を樹立し、それら細胞系統が一般的な匂い物質を蛍光強度変化量として高感度に検出できることを示した。また、微細加工技術により、2本の流路に同時に刺激物質を導入可能なマイクロ流路チップを作製し、Sf21細胞系統を並列配置しそれらの蛍光応答が検出できることを示した。これにより、昆虫嗅覚受容体を発現させたSf21細胞系統をセンサ素子とした匂いセンサチップ構築の基礎技術を示した。
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