研究課題
挑戦的萌芽研究
生物個体を構成する 200種類以上の細胞に自律的に分化できる能力(全能性)を持つ細胞は受精卵と一部の初期胚に限定されている。しかしながら、全能性の分子制御機構は、未だ解明されていない。本研究では、未受精卵・受精卵・初期胚の経時的な差次的プロテオーム解析により、全能性の獲得・維持・喪失と関連すると考えられる時期に発現量が変化するタンパク質を同定し、タンパク質の分子ネットワークの基礎的知見を獲得した。
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