研究課題
挑戦的萌芽研究
高脂血症の治療薬として広く用いられているスタチン系薬剤には、その他にも多くの効果があると考えられているが、その仕組みには不明の点が多い。特に、動脈硬化を防止するなど血管への作用を明らかにするために、スタチンで刺激した血管内皮細胞における遺伝子誘導を網羅的に検討した。其の結果、MEK-ERK-MEF2というシグナル伝達経路を介してKLF2とKLF4という遺伝子の誘導が顕著であることが判った。KLF4遺伝子は、MEF2Cによって遺伝子構造が大きく変わり、そのために持続的な発現がもたらされることを明らかにした。
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Gene Expression, in press
Molecular and Cellular Biology, in press
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