研究課題/領域番号 |
23659055
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
大高 章 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (20201973)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ペプチド / チオエステル / 速度論的支配 / Native Chemical Ligation / タンパク質合成 / アシル転移 / 速度論的反応 / NCL / 速度論支配 / ペプチド合成 |
研究概要 |
N-Sulfanylethylanilide (SEAlideと略)をチオエステル等価体としたペプチド結合形成反応について詳細な検討を加えた。SEAlideユニットはリン酸塩が存在する条件では、チオエステルとして機能し、ペプチド結合形成反応に関与できるが、リン酸が存在しない条件では反応に関与することができない。この実験事実に基づき、SEAlideを利用した速度論的ペプチド結合形成反応の確立を行った。SEAlideを利用した速度論的反応は極めて速度論的選択性が高く、3あるいは4つのペプチドフラグメントを連続的に縮合することを可能とする方法論である。これを利用することで162残基からなる糖タンパク質GM2APの化学合成に成功した。
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