研究課題/領域番号 |
23659056
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
植田 弘師 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (00145674)
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研究分担者 |
松永 隼人 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (20437833)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 生物活性物質 / 神経創薬 / DAMPs / プロサイモシンα / 脳虚血 / スクリーニング / 生理活性物質 / 受容体 |
研究概要 |
核タンパク質プロサイモシンa (ProTa)は、核内、細胞質、細胞外とそれぞれの存在場において、自己保護に寄与する多機能性を有している。我々は、ProTaが虚血性ストレスに応じて非小胞性に神経細胞から遊離し、ネクローシスを抑制する保護分子であることを明らかとしてきた。さらに、細胞外ProTαは、神経免疫系を介してアポトーシスも抑制する。細胞ストレス誘発性遊離分子であることから、ProTaは新規の神経保護性のDAMPsとして分類される。虚血誘発性障害に対する細胞外ProTa神経保護は、二種の異なった細胞膜受容体を介するものである。本研究ではこれらの受容体を介したProTaの作用機構を明らかとした。さらに、脳梗塞治療薬の創薬標的として有望なこれら受容体に対するProTαの作用ドメインをペプチドレベルで明らかにすることに成功した。
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