研究課題/領域番号 |
23659079
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中川 晋作 大阪大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (70207728)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | マイクロニードル / ワクチン / 経皮デリバリー / 感染症 / インフルエンザ / DNAワクチン |
研究概要 |
経皮免疫は、一般的に用いられる注射免疫と比較して魅力的なワクチン投与ルートである。我々は経皮免疫デバイスとして皮膚内溶解型マイクロニードルを開発し、ニードル内に封入したモデル抗原に対して効果的な免疫応答を誘導出来る事を報告した。この研究においては、インフルエンザHA抗原を用い、マイクロニードル型ワクチンとしての有効性を評価した。その結果、インフルエンザHA抗原に対して、抗原特異的抗体産生が認められ、インフルエンザウイルス感染に対して完全な保護作用を有することを明らかにした。これらの知見は、皮膚内溶解型マイクロニードルによる経皮免疫が感染症予防ワクチンとして有用である事を示すものである。
|