研究課題/領域番号 |
23659093
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
大野 伸一 山梨大学, 医学工学総合研究部, 教授 (50109170)
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研究分担者 |
寺田 信生 信州大学, 医学部, 教授 (60293461)
齊藤 成 山梨大学, 医学工学総合研究部, 助教 (10456444)
齊藤 百合花 山梨大学, 医学工学総合研究部, 助教 (00530099)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 生体内凍結技法 / 流動赤血球機能的形態像 / 膜骨格関連蛋白 / 膜内粒子 / エッチングレプリカ法 / 走査電顕法 / 蛍光量子ドット / 組織内微小環境 / 膜関連蛋白 |
研究概要 |
生体内凍結技法により虚血と酸欠の無い動物臓器組織を作製し、エッチングレプリカ法と走査型電顕法で解析した。マウス腎臓における流動赤血球膜のレプリカ膜では、流速方向に伸展し、膜内粒子が直線的に配列した。走査型電顕法では、大動脈内流動赤血球は楕円状だが、下大静脈内では円盤状であった。また肝類洞内では種々の形態像だが、心停止時には円盤状となった。肺臓の凍結切片を膜骨格蛋白抗体で免疫染色すると、毛細血管内では不規則形態であった。吸気時には血管内皮細胞と接着して、ガス交換機能状態と考えられた。小腸と肺臓の血行動態を量子ドット注入で検索すると、動物各臓器の微小環境が赤血球の機能形態像に影響していた。
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