研究課題
挑戦的萌芽研究
t(12;16)による TLS-CHOP 遺伝子が原因とされる粘液型脂肪肉腫は、中高年で発生する軟部肉腫の中でも発生頻度が高い。本研究では、本腫瘍を Yamanaka factor によって染色体をリプログラミングすることで腫瘍増殖を抑制する、分化誘導治療の開発を目指した。 しかし、Yamanaka factor では、腫瘍増殖を抑制することは出来なかった。一方研究過程の中で、脂肪分化に関する miRNA として、miR-486 の同定に成功した。興味深い事に、miR-486 は、TLS-CHOP 遺伝子に直接制御されていることも明らかになった。さらに、miR-486 の標的遺伝子として PAI-1 遺伝子を同定した。これらの検討から、粘液型脂肪肉腫において、TLS-CHOP 遺伝子は、miR-486 を抑制し、その結果 PAI-1 遺伝子の発現亢進がおこり、腫瘍の増殖進展へとつながる新たな分子機構を明らかにする事ができた。
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European Journal of Immunology -2
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