研究課題/領域番号 |
23659219
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
東江 昭夫 千葉大学, 真菌医学研究センター, 客員教授 (90029249)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Cryptococcus neoformans / 含硫アミノ酸合成経路 / システイン合成酵素 / クリプトコックス / システイン合成系 / セリン経路 / セリンアセチル化酵素 / アミノ酸合成経路 / リジン合成経路 / システイン合成経路 |
研究概要 |
クリプトコックスの含硫アミノ酸合成経路を解明した。本菌ではシステインはセリン経路のみで合成されること、および、transsulfuration経路によるメチオニンとシステイン間の硫黄転移反応が欠損していることが判明した.セリン経路の二つの遺伝子、serineo-acetyltransferase遺伝子(CYS2)および、システイン合成酵素遺伝子(CYS1)を同定し、破壊株を作製した。どちらの破壊株もシステイン要求性を示した。哺乳動物はセリン経路を持たない。しかし、血液中にはシステインやグルタチオンなどcys1変異体の栄養要求性を満たす量が存在する。cys1変異体がマウス体内で増殖するか否かを調べるためにCYS1破壊株をマウスの尾静脈から感染させたところ、CYS1破壊株は病原性を失っていた。この結果はシステイン合成酵素が抗-クリプトコックス剤の開発のターゲットとして有望であることを示している。
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