研究課題
挑戦的萌芽研究
RNA ウイルスのライフサイクルにおいて、不要になった RNA の分解などゲノム RNA の品質管理に寄与する分子機構が存在する可能性が考えられるが、その実態は全く不明である。本研究では、C 型肝炎ウイルス(HCV)をモデルとして、ウイルスゲノムの複製に重要で、RNAの不安定化に関与する可能性が考えられるゲノム末端非翻訳領域(UTR)に結合するタンパク質を探索した。その結果、5'UTR の IIId 領域に選択的に結合する因子として PSF、hnRNP-H、p54-nrb を同定した。このうち、hnRNP-H は HCV Core タンパク質とも会合し、この会合によって RNA 安定化に関与する可能性が示された。
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