研究課題/領域番号 |
23659335
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学
|
研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
飯泉 陽介 京都府立医科大学, 大学院・医学研究科, 助教 (20533178)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | ケミカルバイオロジー / ナノ磁性ビーズ / 癌予防 / 標的分子 / p21 / 結合蛋白 / Akt / 食品成分 |
研究概要 |
最も重要な癌抑制遺伝子の一つである p53 は、p21 の発現を増強することで発癌を抑制している。これまでの研究で、p53 が失活している癌細胞に対して、複数の食品成分が p21 の発現を増強することが明らかになっていた。本研究では、これらの食品成分に共通して結合する蛋白をナノ磁性ビーズと質量分析計を用いて同定し、p21 の発現との関係を調べた。 残念ながら、共通で結合する蛋白は p21 の発現に関係していなかった。しかし、食品成分に共通で結合してくる蛋白の中に、癌で高頻度に活性化している Akt 蛋白の発現と癌細胞の増殖を制御している蛋白を見出すことに成功した。
|