研究課題
挑戦的萌芽研究
初めに、人工多能性幹細胞(induced pluripotent stem cell; iPS)から循環器系細胞(心筋細胞、血管内皮細胞等)への分化培養条件を検討し確立した。次に、心血管(循環器)系毒性がヒト、in vivo で示唆されている粒子状環境汚染物質(ディーゼル微粒子:DEP)やその構成成分を対象に同培養系を用いた影響評価を行った。結果、DEP 曝露により iPS から分化した心筋細胞の拍動が抑制される傾向にあることが明らかとなった。