研究課題
挑戦的萌芽研究
一般地域住民を対象とした疫学研究から、開眼片足保持時間の低下が、無症候性脳血管障害や認知機能の低下、サルコペニアの独立した規定因子であることを明らかにした。これらの臨床的形質自体は明らかな疾患ではないものの、高齢期におけるQOLに大きく影響する。本研究から、立位保持時間がフレイルティの共通した指標となりうることが示されたことは、潜在的なリスクを有する老年者を簡便に見分ける手立てを提案した点で、貴重な成果といえる。
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