研究課題/領域番号 |
23659418
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
循環器内科学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
勝谷 友宏 大阪大学, 医学系研究科, 特任准教授 (30311757)
|
研究分担者 |
中神 啓徳 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 寄附講座教授 (20325369)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 分子血管病態学 / 高血圧 / アンジオテンシンII / ワクチン / 血圧 |
研究概要 |
近年アルツハイマー病や脂質異常症のような自己抗原を標的としたワクチン開発も進められている。本研究では高血圧症に対するワクチン治療法を開発するため、アンジオテンシンII を標的としたペプチドおよび DNA ワクチンの作製とモデル動物における治療効果の検討およびその作用機序の解明を行った。アンジオテンシン II と KLH の conjugate ワクチンを投与することにより、抗体価は抗原量依存的に優位に上昇した。ワクチンで抗体価上昇を確認した後にアンジオテンシン II を持続投与したところ、血圧は有意に低下し、その低下度は抗体価を逆相関の関係にあった。一方、高血圧自然発症ラットにアンジオテンシン II を標的とした DNA ワクチンを投与したところ、抗体価の有意な上昇とそれに伴う血圧の低下を認め、この効果は投与後 6 か月間以上持続していた。
|