研究課題
挑戦的萌芽研究
軽微な肺線維化肺と正常肺の網羅的遺伝子発現解析を行い25遺伝子を選別した。既知のIPF関連遺伝子を除外し複数の候補遺伝子を選別した。今回はミドカイン(MDK)に着目した詳細検討を行った。血清MDKはIPF患者で増加、BAL液中MDKは炎症細胞比率と逆相関した。Bleomycine(BLM)径気管支投与で、野生型(WT)マウス肺組織ではMDK-mRNAの増加が認められた。TGFbで正常肺線維芽細胞を刺激するとMDK-mRNA発現が増強した。MDK-KOマウスではBAL液中蛋白とリンパ球比率が低く、TNFa発現も低下していた。以上の結果から、MDKが間質性肺炎の病態修飾因子であることが判明した。
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