研究課題/領域番号 |
23659447
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
安西 尚彦 獨協医科大学, 医学部, 教授 (70276054)
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研究分担者 |
児嶋 修一 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (60178267)
林 啓太朗 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (10323106)
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連携研究者 |
JUTABHA Promsuk 獨協医科大学, 医学部, 助教 (90541748)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | トランスポーター / 翻訳後修飾 / 腎臓 |
研究概要 |
SUMO (small ubiquitin-like protein)はユビキチン様蛋白質の一つで、ユビキチン化と同様な修飾システム(E1, E2, E3)により様々な蛋白質と共有結合し、翻訳後修飾システムとして働く。研究代表者はこれまでに腎尿細管トランスポーターPEPT2とSUMO-1とSUMO化結合酵素E2であるUbc9との結合、およびアミノ酸トランスポーターTAT1とSUMO-1およびE3リガーゼのPIASとの結合を見出している。本研究はSUMO化-脱SUMO化による新しいトランスポーター輸送制御機構およびPDZ結合との拮抗作用の分子機序の解明を目的とした。 これまでに、 1. SUMO化関連タンパク質と腎尿細管トランスポーターPEPT2/TAT1との結合の分子機序の解明、を引き続き進めると同時に、 2. PEPT2/TAT1の細胞内C末端を介するPDZ相互作用のSUMO化制御機序に対する影響」について以下の検討を行った。 1. トランスポーターPEPT2/TAT1の細胞内C末端領域におけるSUMO化部位の同定:PEPT2およびTAT1の細胞内C末端領域にあるψKXD/E(ψは疎水性アミノ酸)というSUMO化のコンセンサス配列がSUMO化関連タンパク質との結合に必須でるかを調べるため、同部位のLysの部位指定突然変異体を用いて、酵母Two-hybrid法による検討を行った結果、同部位の変異体では結合が失われることを見出し、同部位が結合に関与することが明らかにされた。2. SUMO化関連タンパク質のPEPT2及びTAT1の細胞内局在変化の観察:GFP融合PEPT2及びTAT1タンパク質発現ベクターの構築後、同ベクターの哺乳類発現細胞MDCKへのトランスフェクションを行った結果、細胞内TAT1蛋白質は基底側膜に発現することを共焦点レーザー顕微鏡により確認した。
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