研究課題/領域番号 |
23659459
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経内科学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
吉良 潤一 九州大学, 医学研究院, 教授 (40183305)
|
研究分担者 |
松下 拓也 九州大学, 医学研究院, 学術研究員 (00533001)
吉村 怜 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (20596390)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | コネキシン / 多発性硬化症 / 視神経脊髄炎 / Balo 病 / Balo病 / アクアポリン4 / グリア間相互作用 / アストロサイトパチー |
研究概要 |
多発性硬化症、視神経脊髄炎、Balo 病を含む脱髄性疾患において、connexin (Cx)蛋白を中心にアストロサイト障害と脱髄の神経病理学的検討を行った。急性期から aquaporin-4 (AQP4)と Cx43 脱落を特徴とするアストロサイトパチーや、myelin-associated glycoprotein (MAG)脱落を特徴とする脱髄が共通に生じており、Cx を介するアストロサイト‐オリゴデンドロサイト間情報伝達の広汎な障害が病態に関与している可能性が示唆された。今後は、脱髄性疾患における Cx を標的とした新規治療法の開発が期待される。
|