研究課題/領域番号 |
23659491
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
丸山 征郎 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 特任教授 (20082282)
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研究分担者 |
川原 幸一 大阪工業大学, 工学部, 教授 (10381170)
橋口 照人 鹿児島大学, 大学院・医歯総合研究科, 教授 (70250917)
大山 陽子 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 特任助教 (20583470)
伊藤 隆史 鹿児島大学, 大学院・医歯総合研究科, 特任講師 (20381171)
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研究期間 (年度) |
2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 血栓 / 止血学 / トロンボモジュリン / トロンビン / HMGB1 / DIC / des-HMGB1 |
研究概要 |
我々はこれまで、壊死細胞核由来のHMGB1が受容体; RAGE, TLR-2,-4を介して炎症性サイトカインとして働くこと、細胞外HMGB1はトロンボモジュリン(TM)のN末端に活性を失い、さらにトロンビンによって分解されdes-HMGB1が生成されること、このdes-HMGB1は受容体レベルでHMGB1と競合して、非炎症性に働くことを明らかにしてきた。そこで今回は、des-HMGB1の特異的ELISAと、これを用いたHMGB1のダイナミズムについて研究した。結果、des-HMGB1はDICやショックの患者の血清中に増加していた。特に遺伝子組換えTM治療でその傾向が強かった。現在、このdes-HMGB1値と治療効果、重症度、予後などとの関連を研究中である。
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