研究課題
挑戦的萌芽研究
関節リウマチ発症分子であるシノビオリンが肝線維化を制御することが明らかとなり、シノビオリンが線維化疾患の創薬標的となる可能性が考えられた。そこで本研究では、シノビオリン阻害剤による線維化治療法の開発の可能性を探った。その結果、ユビキチン化阻害剤は、関節炎モデルマウスの発症に対して抑制的効果を示した。さらに、肝線維症モデルにおいてもシノビオリンの阻害活性作用を介して肝障害を抑制した。以上のことからシノビオリンは線維化の進行に関与する因子であり、シノビオリンの酵素活性阻害が、線維化疾患の病態・治療に重要な標的分子であることのPOCができた。このことは今後の創薬開発に大きく貢献するものと期待される。
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