研究概要 |
本研究では, GST 融合 PknG タンパク質と市販の化合物ライブラリーを用いて, PknG に対する阻害作用を有する化合物の探索を行った。なお,コントロールとして既存の PknG 阻害剤であるAX20017 を用いた。その結果,4 種の化合物について PknG 阻害作用が認められた。また,in silico でのドッキングモデル解析の結果,この 4 種の化合物については,AX20017と同様に ATP 結合領域に結合する可能性の高いものと, AX20017 とは異なる結合様式で PknG の活性を阻害する可能性が示唆されるものが存在した。
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