研究課題/領域番号 |
23659532
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所 |
研究代表者 |
永田 浩一 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 神経制御学部, 部長 (50252143)
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連携研究者 |
稲熊 裕 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 神経制御学部, 主任研究員 (10250250)
伊東 秀記 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 神経制御学部, 主任研究員 (40311443)
篠田 友靖 名古屋大学, 医学部, 助教 (80505652)
西村 嘉晃 同志社大学, 脳科学研究科, 助教 (50508603)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 小児神経学 / 知的障害 / 神経細胞 / SIL1 / 子宮内胎仔脳遺伝子導入 / 大脳皮質 / 発達障害 / 神経細胞移動 / マリネスコ・シェーグレン症候群 |
研究概要 |
A2BP1は、自閉性疾患、知的障害などで遺伝子異常が報告されている。本研究では、A2BP1が大脳皮質形成に果たす役割を解析した。特異抗体を用いた解析では発達期の脳で特徴的な発現様式を示し、分化終了後の皮質神経細胞の核に局在した。海馬神経細胞では、核以外にも細胞質、軸索、樹状突起に局在した。特に樹状突起ではシナプス以外の班点状の局所的集積が認められた。発生期のマウス大脳皮質でA2BP1の発現を抑制すると、神経細胞の局在障害が観察された。一方、神経細胞極性関連分子Lin7についても同様の解析を行った結果、Lin7はシナプスに局在し、A2BP1同様に発生期のマウス大脳皮質神経細胞の局在への関与が示唆された。
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