研究課題/領域番号 |
23659541
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
相場 節也 東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80159269)
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研究分担者 |
水芦 政人 東北大学, 病院, 助教 (20400369)
伊藤 由美子 東北大学, 大学病院, 技術一般職員 (00375057)
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連携研究者 |
伊藤 由美子 東北大学, 病院, 技術一般職員 (00375057)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 皮膚病理学 / 遺伝子発現解析 / 鉄代謝 / 乳房外パジェット病 / レーザーミクロダイセクション / 乾癬 / 円形脱毛症 / サイトカイン / 転写因子 |
研究概要 |
Lasermicrodissectionの技術を皮膚疾患の解析に応用する目的で、まず、表皮細胞の基底層を含む下層と顆粒層を中心とした上層での遺伝子発現分布を解析した。filaggrin遺伝子発現を上層と下層で比較したところ、予想通りfilaggrin遺伝子発現は表皮上層で優位に増強していた。そこで、それを用いて、表皮における鉄代謝関連酵素の発現を検討したところ、表皮の分化に伴う鉄排出関連遺伝子の発現増強が確認でき、この所見は実際の表皮内鉄分布と一致した。最後に、乳房外パージェット病における免疫制御遺伝子RANKLの発現を検討し、病変部表皮における当該分子の発現増強を確認した。
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