研究課題/領域番号 |
23659560
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
森 則夫 浜松医科大学, 医学部, 教授 (00174376)
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研究分担者 |
松崎 秀夫 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 教授 (00334970)
岩田 圭子 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命助教 (30415088)
土屋 賢治 浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 准教授 (20362189)
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連携研究者 |
辻井 正次 中京大学, 現代社会学部, 教授 (20257546)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 自閉症 / 質量分析 / 診断マーカー / 血清 / 児童・思春期精神医学 |
研究概要 |
本研究では自閉症児の末梢血血清を用いて、まず自閉症に特異的な血中タンパク質および血中代謝産物を質量分析による網羅的解析により探索し、ついで、運営する臍帯血出生コホートから採取される臍帯血で解析を進め、自閉症の早期診断に資するマーカー分子の同定を目指す計画を推進した。プロテオームでは上記の自閉症者群と健常者群の血清を用いて、二次元電気泳動による differential display を施行する計画を予定していたが、共同研究機器の故障により最終的に物質の同定に至らなかった。メタボロームについては自閉症者血中遊離脂肪酸やアシルカルニチンの増大が認められ、このことから自閉症者では血中脂質の分解が亢進していると結論した。 臍帯血出生コホートの検証は交付期間内に実現しなかった。
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