研究課題
挑戦的萌芽研究
放射線増感作用を示す植物生理活性物質を新たに同定するために、約40種類のフラボノイドのがん細胞及び正常細胞に対する放射線増感作用について調べた。その結果、2種のフラボノイドに、新たに放射線増感作用が見出された。その内の1種(フラボノイドA)の放射線増感作用は、正常細胞よりもがん細胞の方が強く、しかも細胞致死作用が非常に弱いことが示唆された。フラボノイドAによる放射線増感の機序について調べたところ、アポトーシスの増強が寄与していることが示唆された。以上の結果から、フラボノイドAは放射線増感剤として優れた特性を備えていることが明らかとなった。
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