研究課題/領域番号 |
23659595
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
岸 和史 和歌山県立医科大学, 医学部, 研究員 (70254547)
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研究分担者 |
澤田 貴宏 和歌山県立医科大学, 先端医学研究所, 非常勤講師 (00382325)
坂口 和成 和歌山県立医科大学, 先端医学研究所, 教授 (60178548)
佐藤 守男 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (50154109)
千葉 暁弘 (千葉 尭弘) 和歌山県立医科大学, 医学部, 学内助教 (60597079)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ゲルスペーサー / 前立腺癌 / 再照射 / ヒアルロン酸 / 危険臓器移動術 / 前立腺癌術後再発 / スペーサー / 危険臓器回避 / トモセラピー / 放射線治療 / ヒアルロン酸ゲル / IMRT / IGRT / 放射線性直腸炎 / Hyaluronate / Spacer / Migration Assay / Prostate cancer / Esophageal Cancer / Breast Cancer / SubQ / Hyaluronann / risk organ / brachytherapy / reirradiation / uterine cancer / prostate cancer / spacer / radiotherapy |
研究成果の概要 |
通常の放射線や粒子線治療に際し照射の制約となる腸管等の正常組織を、生体に易しいゲルの注入という簡素な方法で安全な所に移動させ、腫瘍には強い線量を投与する技法を開発した。いくつかゲルの物性と生物学的な特性を調べ、最適なゲルの選択、注入部位と注入法を明らかにした。臨床的にはトモセラピーや小線源治療に併用した。トモセラピーを用いた前立腺癌の治療では、従来の74Gyから83Gyに腫瘍の線量を増加させ、直腸合併症の発生を14%から0%に低下させた。また従来70Gy程度しか照射できなかった前立腺癌の術後再発への治療も同様に改善した。困難だった再照射もこの技法により安全化し臨床的成果を得た。
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