研究課題
挑戦的萌芽研究
悪性脳腫瘍に対する近年の高線量放射線治療の進歩はその治療成績の向上に寄与しているが、症候性脳放射線壊死が大きな問題となっている。本研究では遅発性脳放射線壊死という診断でnecrotomyを行った臨床組織標本の解析を通じて、本病態の機序の解明を目的とした。組織学的検索は通常のH & E染色の他、各種免疫組織染色を行った。壊死による浮腫の発生は脆弱な血管新生と炎症が病態に深く関与していることが示唆された。
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脳神経外科ジャーナル
巻: 21(印刷中)
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