研究課題/領域番号 |
23659729
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 岐阜薬科大学 |
研究代表者 |
古川 昭栄 岐阜薬科大学, 薬学部, 教授 (90159129)
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研究分担者 |
福光 秀文 岐阜薬科大学, 薬学部, 准教授 (00308280)
宗宮 仁美 岐阜薬科大学, 薬学部, 助教 (20548713)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 脊髄損傷 / 軸索再生 / 運動機能回復 / 脊髄由来間質系幹細胞 / FIF細胞 / 細胞移植 / 運動機能 / 歯髄細胞 / 間葉系幹細胞 |
研究概要 |
以前、ラットの脊髄損傷部に塩基性線維芽細胞成長因子(FGF-2) を投与すると、脊髄由来の間質系細胞(FIF) が増殖し運動機能が著明に回復することを見出した。この効果は増殖したFIF細胞によると考えられたので、ラットと同様の方法で霊長類の脊髄組織内にFIF様の活性を持つ細胞の探索を行った。その結果、サル脊髄組織からFIF様の形態を持つ細胞を誘導できたので同細胞をラット脊髄損傷部へ移植したが顕著な運動機能回復は認められなかった。しかし、特別な培養処理を施したヒト歯髄細胞を移植するとFIF に匹敵する修復効果を示すことを見出した。この成果は歯髄細胞の応用の可能性を強く示唆している。
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