研究課題/領域番号 |
23659743
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中江 文 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 特任准教授 (60379170)
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研究分担者 |
池田 尊司 大阪大学, 大学院・人間科学研究科, 特任助教 (80552687)
眞下 節 (真下 節) 大阪大学, 大学院, 名誉教授 (10110785)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 情動 / 痛み / sonification / 音 / 実験的痛み / 国際情報交換 / 可聴化技術 / 国際情報交流(ドイツ) |
研究概要 |
本研究は「痛みと音」に着目し、痛みを「音」で把握できるデバイスを作成する元となるデータを取得した。数種類の生体除法モニターの痛みによる変化を検討した結果、パルスオキシメーターを用いて測定可能な末梢循環の指標「Perfusion Index(PI)」が最も鋭敏であった。音による痛みの変化を音の快不快、主観的痛みの強度、Perfusion Index を組み合わせて解析した。Perfusion Index は若年者ではきわめて反応性の良い指標であるが、高齢者では大きな変化が見られない可能性があること、不快音に対する反応に比べ、快を誘導する音の反応に個人差があることが明らかになった。さらに、ペインクリニック患者においてはコントロール条件の主観的痛み強度が健康被験者に比し高く、音による誘導を受けにくい可能性も示唆された。
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